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コラム

数字に迷ったら。。。「3」

その他

最も安定する椅子の足の数は3本なのだそうです。普通の椅子は4本足ですがこれは平らなところで使われることを前提としたもので、凸凹な面でも安定して立つ椅子の足は3本。そういえば「鼎」(かなえ)という3足の古代の器もありましたね。

この「3」という数字、実は前々からから不思議に思っている数字です。お客様の活動の中でよく見かけ、なおかつ物事がうまくいく数字が「3」なのです。

・中小企業の取締役数3人。偶数だと決議の際に同数となったときは経営判断に支障がでるが、3人ならいつでも多数決で可決する。

・会計期間3か月(四半期)。財務の数字を追うにあたり、月次資料を追うよりも四半期を見ていくほうが的確に経営情報を掴むことができることが多い。現実に世界中の決算短信は3か月毎。

・事業計画の採用数3プラン(以内)。企業が採用する事業計画は、5~6という数字であるケースは少数で、大抵3件以内に絞られている。成功の確率や結果分析の難易度を考えると、着実に成功させたいと願う経営者の多くが、数ある目標の中から分野別に重点を置きたい事項に絞り込んだ結果、自身(経営首脳陣)がマネージメントできる数、これが「3」なのかもしれない。

そして会計人30年超の私の実感を申し上げますと、息の長い安定した中小企業の税引後利益率は平均3%程度(税引前利益率で5~6%)だとういうことです。数量としての「3」だけでなく百分率の中にも現れるのです。

私の中の統計的な話にすぎませんが、経営者の皆様のご参考になれば幸いです。(菅家)